最優秀賞の栄誉、たいへんうれしく、驚いています。野菜をたっぷり使っておいしい豚肉をたくさん入れており、少し甘辛。また食べたくなるような味わいのカレーですので、多くのかたに楽しんでいただけるとうれしいです。
お母さんが作ってくれた懐かしい味と、今の自分がおいしいと感じる味。どちらか悩みました。
最終的には手間ひまかけて作られた、こくとうまみのある今の僕が好きなカレーを選びました。
まるでお店のカレーのような香ばしさが! 食べるととっても濃厚で甘みが強く、口に運ぶ手が止まらなくなるほど。
くせになるおいしさで初めての味でした。家でも作りたいです。
優秀賞という素敵な賞をいただき、ありがとうございます。わが家のカレーがすばらしい技術でレトルトカレー化され、とても光栄です。
子どもたちにもこの思い出がつまったカレーを受け継いでいってほしいです。
10 作品すべて味が違うことに驚きました。なかでもこのカレーは「子どものころ、毎週金曜日はカレーだった」というエピソードどおり家庭のカレーの味がして、心を動かされました。
皿から立ち上がるバター香が、このカレーのかくれていないかくし味。王道のレシピがバターにより格上げされていました。毎週金曜日がカレーというのも、家族の仲のよさが想像できました。
料理人のお父さんがお店で出していたというカレーはいろいろなスパイスが入り、家では食べられない味。食べ進めるほどにジワジワおいしさが広がり、もうひと口欲しくなる味でした。
スパイシーでしっかりめ。ふくよかな甘さや苦みも心地よく、個人的にベストワンでした。閉店したお父さんの店の味を残したいという思いにも共感。
クミンやコリアンダーなどが香るカレーはしょうがやにんにくがきき、個性的。しかもカレールウを使わないのに家庭的な味わいもある。ほうれん草がこのカレーによく合っていました。
留学時にホストファミリーが作ってくれたカレーを再現したというカレー。きっとフィジーのお母さんもうれしいと思います。栄養もうまみもたっぷり!
じゃがいもや豚肉などがゴロゴロ入った具だくさんなカレーはスパイシーでほんのり甘みもあり、食べごたえ充分。おふくろに作ってもらったカレーを思い出し、懐かしい気持ちになりました。
市販品ではなく、スパイスから作っているカレーのうまみは、大きく切った肉や野菜によって引き出されていました。家族の温かさが伝わるカレーでした。
おいしさはもちろん、細かくした野菜やひき肉が舌の上でころがる食感も大きなポイント。大切な家族のために心をこめて作られているのが、カレーのネーミングからも伝わってきました。
調味料として加えられた赤ワインやインスタントコーヒーのバランスがよく、洋食レストランで食べているかのような完成度。ぜひ作ってみたいです。
残った豚汁にカレールウを入れてアレンジし、ご飯を混ぜたおじやのようなカレー。見た目と味のギャップに驚きましたが、はじめはおいしさの中に愛情が感じられ、ほっとする味わいでした。
食欲がないときも食べられるような、やさしいさっぱりした味でした。
今度豚汁を作るとき、翌日はカレーにして二度楽しみたいです。
野菜嫌いな小さな姪や甥のために工夫して作ったというカレー。材料をブレンダーにかけ、食べやすくなっていることにもやさしさを感じます。味もおいしかったです。
フルーティで、野菜が苦手な小さな子どもも気づかず、ペロッと食べてくれるはず。
辛いカレーが苦手な人にもおすすめの味!
応募総数は510作品。そのなかから厳選された最終候補の10作品のレシピが審査に進みました。会場では食に関する活動に力を入れている著名人、インフルエンサーのみなさんが継承性、愛情性、オリジナル性という観点から採点。その合計点数で受賞作品が決まりました。
1作品ずつ真剣に味見したり、香りをかいだりする審査員チームのみなさん。
レシピとともに寄せられた「思い出のストーリー」も審査対象になるため、審査員同士で考え込むシーンもありました。感動度、好感度、国民度、工夫度、情熱度、愛情度、おいしさ度、工夫・相性度、リピート度、人気度の全10項目、各10点満点で点数をつけ、集計!